第一子、幼稚園、保育園、小学生の親御さん向け ビデオカメラの選び方について
*この記事は、はじめてデジタルビデオカメラを買いたい人向けです。
ビデオカメラが必要かどうかは別の記事で書いています。
もしよろしければご覧ください。
「子育て世代 ビデオカメラは必要?いる、いらない?」
ビデオカメラの選び方の結論からいうと
- ズームの倍率はそこそこでいい。広角がどうかもチェック。
- 光学手振れ補正は必須。電子式はだめじゃないけど。
- 型落ちでも十分OK。5、6年ぐらい型落ちでもOK。
- 画質はフルハイビジョン(FHD)〜4Kでもまだ十分かなと。8Kまでなくてもよい。
- 防水防塵は特になくても気にしない。あったほうがいいかな程度。
- HDDよりSDカードでの記録がおすすめ!
1個ずつ解説します!
ズームの倍率はそこそこでいい。広角がどうかもチェック。
ズームはある程度の倍率があればいいです。運動会レベルでしたらそれほど必要ないです。光学ズームは30倍程度あれば十分。倍率に特にこだわる必要はないです。サッカー、野球で遠くから観戦する等の撮影でどうしても必要だったら高倍率がいるかもしれません。それ以外はこだわる必要なし。
以外に見落としがちになるのですが、広角は大事です。20mm代だといいですが40mm代だと近距離での撮影がやりづらいです。思っていたより1,2歩下がらなければなりません。例えばお家でお誕生日会の撮影しようとすると40mmだと1歩下がって丁度良い絵が撮れる感じになります。旅行とかでも人物が被写体だと少し下がらないと撮れない場面が出てきます。これが結構撮りづらいです。広角20mm代がおすすめです。
光学手振れ補正は必須。電子式はだめじゃないけど。
手振れ補正は「光学式」が必須だと思います。電子式のみだときついです。光学式手振れ補正と電子式の手振れ補正のデジタルビデオカメラ両方を購入して使用してみての感想です。テレビに映した時に電子式はブレるのが光学式より目立ちます。どちらも手持ちでの撮影はブレれますが、光学式の方がブレにくく優秀です。光学式一択でいいかと思います。三脚を必ず使用するなら電子式のみでもいいかもですが。
型落ちでも十分OK。5、6年ぐらい型落ちでもOK。
デジタルビデオカメラは最新のものと5、6年前のものとを比較してもそんなに進化してないからです。ちょっと機能がUPした程度です。新製品もいいですが型落ちも積極的に検討することをおすすめします。
「中古のデジタルビデオカメラはどうだろう?」と思っている方がいらっしゃるかもですね。
中古は価格が安く購入できるのがメリットです。デメリットは、いつ壊れるかわからない、保証がないことです。中古は中古の商品を買うことに抵抗の無い人だけに私はおすすめします。壊れてもまあいいやと思えるマインドがないといろいろ後悔するのではないかと思います。
画質はフルハイビジョン(FHD)〜4Kでまだ十分かなと。8Kまではいらない。
撮影した画像をテレビに映す事を前提に考えています。テレビの解像度にもよりますが、まだFHDあれば十分かなと思います。もうすぐ4Kがスタンダードになると思います。
防水防塵は特になくても気にしない。あったほうがいいかな程度。
スマホだと標準になりつつある機能ですね。ビデオカメラの防水防塵だと必要な人向けかと思います。小雨や雪のなかを防水防塵の無いビデオカメラで撮影したことがあります。ああ、あったら良かったなと思うぐらいです。なぜなら雨の中、屋外で子どもを撮影する機会があまり無いからです。
HDDよりSDカードでの記録がおすすめ!
本体のHDD容量が大きい方が絶対いい!と思っていました。ある日撮影中に、ビデオカメラが急にフリーズして電源が落ちました。それから電源が入ったり入らなかったりの症状が出て使えなくなってしまいました。故障して一番困ったのは、HDD内の録画データが取り出せ無かったことです。この故障から考え方が変わり、全てSDカードで録画するようになりました。大容量のHDDは故障するリスクを考えると必要ないかなと思います。
終わりに
子どもが大きくなると撮影する機会がだんだん減ってくるなぁと日々感じています。まだまだ楽しい瞬間をいっぱい撮影できたらと思っています。スマホよりも長いサイクルでビデオカメラは買い替えていく物だと思っています。この記事がビデオカメラ購入の際の参考になれば幸いです。
追加:先日キタムラカメラの店員さんに、ビデオカメラの選び方を聞く機会がありました。
撮って出し(映像を加工しない)ならデジタルビデオカメラやGoProでOKで、
映像に加工したいならデジタル一眼レフをおすすめするとのことでした。「撮って出し」という切り口で選ぶのも良いかもしれませんね!